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私事

プライベート中のプライベートな話です。

過日、私の父が他界いたしました。
6年間の闘病、13回の入院を経て、静かに旅立ちました。
74歳でした。
私も臨終には立ち会うことができ、
手を握ってその瞬間を迎える事ができました。
母と私たち夫婦と弟夫婦に看取られて、
父の最期は幸せだったと信じています。

父の最後に鬼娘として何をしてあげられるか。
娘として後悔しないで父を送る事ができるか。
色々と考えた中での大きなひとつは、遺影でした。

5年前に主人が撮影した写真です。



いずれこの写真を使うであろうと思ってはいましたが、
この機会にいざ額装となると平常心ではいられませんでした。
私がプリントをし、マットを切り、額に納める。
私が作ることに意味がある、と自分に言い聞かせながら、
たったそれだけの事なのに、長い時間がかかりました。

出来上がった額に従妹が花をあしらってくれました。
ふたりで集中して飾る時間は張り詰めた気持ちで、緊迫していました。



美しく仕上がった額、いかがでしょう。

私としては悔いなく作成できたと思っています。
そして、父も喜んでくれたのではないかと思っています。

おかげさまで滞りなく父を送る事ができました。
あの数日間は夢ではなかったのかと、
いまだにふわふわと記憶と感情が定まらずにいますが、
確かに父は旅立ちました。

痛みと恐怖に闘った父の最期に恥じぬよう、今後精一杯生きて行きたい、
そうあの日から思っています。
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